<Boyerの評価について>
・学者個人の使命と大学の使命とを関連させたことにBoyerの特徴があるのではないか
・Donald Schönの主張はBoyerの批判にはならないのではないか
・Before Boyerたちが行ってきたことを整理して、Boyerは自分の主張を展開している
・知識の扱い方という観点でscholarshipを再整理したのがBoyerの特徴ではないか
・1995年の講演(The Scholarship of Engagement)では、市民の視点や社会との関りという視点からscholarshipをとらえ直しているのではないか
・現状を分析し、そこから主張を組み立てているというBoyerの議論のしかたに注意して読んでいく必要がある
<scholarがscholarであることを保証するものとは何か、scholarとは何か>
・職員やadministratorとの違いを考えることでscholarの輪郭を浮き彫りにできないか
・伝統的なキャリアパスを通っていない大学教授職をどのように位置づけるか
・大学教授ではあるが学者ではないという状態はありうるか
<scholarshipについて>
・scholarship of engagementは、scholarship of applicationの発展形としてとらえてよいか(4つのscholarshipを包含したものとして考えられるのではないか)
・Scholarship Reconsideredでは、ティーチングだけが存立基盤が弱い。だからこそ、1995年でscholarship of sharing knowledgeとなっているのではないか。
<間篠の宿題>
・scholarship of discoveryとは何か