as of 11/26/2019
◇ゼミ説明会
2019年11月15日(金)3限、教育学専攻ゼミ説明会が開かれました。
ゼミ説明会では、担当の学生が、学生の立場から当ゼミの活動についてお話ししました。
以下は、担当教員としての立場からの入ゼミ希望者へのお知らせです。
◇このゼミを選択したいと思ったら、、、【手続】
1.このゼミを志望する学生は、専攻ゼミ説明会後、11月22日(金)までに、入ゼミ・エントリーのフォームに必要事項を記入して送信してください。フォームは、一旦送信した後も、編集(訂正・追加)可能です。
2.11月27日(水)1・2限からオープン・ゼミを開始します。オープン・ゼミの予定は、「【学部ゼミ】2019年度オープン・ゼミについて」のページを参照してください。
3.面接(集団/松浦ゼミ単独の説明・質疑応答の会)を、次の通り実施します。
12月4日(水)、18日(水)、25日(水)、それぞれの12:25〜12:55に実施します(第1校舎4階・141-B教室)。ゼミに関して質問等がある方は参加してください。
4.ゼミの志望票の提出および入ゼミ者の決定等については、ゼミ説明会での指示にしたがってください。
◇入ゼミに関する質問や相談は、どのようにすればよいのか、、、【質問・相談】
専攻ゼミ説明会での配布資料に記載した方法で、担当教員もしくは学生に連絡をとってください。
◇ゼミではどのような活動をしているのか、、、【活動】
現在のところ、次のように進める予定です。
1.以下の3本柱を軸とします。
a) 英語文献を共通に読み、議論するという作業
b) 卒業論文の作成に向けての報告・相互検討
c) グループによる研究プロジェクト(GP)
2.水準の高い学問的な研究活動をめざします。
3.グループ研究プロジェクトは、実質的なサブ・ゼミの役割を果たします。
◇このゼミの選択を考えている方に知っておいてほしいことは、、、【ゼミ生像】
1.担当教員の専門分野と研究上の関心は、以下の諸点です。
a) 大きく言えば、教育のシステム・組織・実践・政策・思想・歴史に関して、比較教育学の観点から検討することです。
b) より狭い領域としては、大学・高等教育(Higher Learning)の日米比較です。
c) 現在特に取り組んでいる研究テーマには、次のようなものがあります。
☆比較大学論・大学史研究(シカゴ大学史を主たるフィールドとして)
☆Learning(学習・学び)概念・理論・思想の比較(史的)検討(Literacyと人間形成の関係)
☆20世紀のアメリカ教育改革・連邦教育政策の歴史的展開過程の検討
☆戦後日本の教育(学)研究・教育の系譜について、大学・高等教育論の観点からの検討
2.次のような研究領域に関心のある学生をゼミに迎えたいと思います。
☆教育の国際・異文化間比較研究
☆多文化状況における教育問題
☆大学・高等教育研究(歴史的・思想的研究を含む)
☆英米(語)圏における教育の現状およびその歴史的研究
☆比較教育思想(史)研究
☆「学習・学び」に関する理論的・歴史的研究
☆言語やLiteracyと人間形成の関係
そして何よりも、現代社会における教育をめぐるさまざまな問題に強い関心をもって いる方。そしてそうした問題を、学問的にきちんと根拠づけて認識し、考察し、行動したい方。またそうした教育問題について、狭く「教育」のみに焦点をあて るのではなく、教育を成り立たせているさまざまな要因を視野に入れて捉えようとする方。同様に、単なるLocalな問題としてではなく、世界的な視野から 教育を考えようとする方。そうした方を歓迎します。
3.ゼミ学生の研究テーマについては、「卒業論文・研究テーマ一覧」のページを参照してください。
4.どんな形でもよいのですが、ゼミに貢献できる学生を求めます。
a) 毎週のゼミに欠かさず出席することはもちろんのこと、グループ・プロジェクトの活動(実質的なサブ・ゼミ)など、授業時間外にも課題が あることをよく承知しておいてください。ゼミの活動において自己の責任と役割を自覚し、共同作業に積極的に貢献するという意欲のある人、やる気があって、 楽しく、ためになるゼミをつくってゆこうとの気概をもち、運営にきちんと参加できる人を求めます。
b) 当ゼミの運営上の特色のひとつとして、また比較教育学という学問の特性として、共同研究・作業が多いことを覚悟してください。仲間と一 緒に、ものごとを考えたり、創造したりすることが不得手な方は、それを克服する努力をしてください。(もっとも他者や集団に迎合的であれ、という意味では なく、批判的協調性を保てることが理想だと思います。)
c) 多少の負担を覚悟の上で各自が積極的に参加してくれれば、学術的にも人間関係的にも大学生活後半の軸となる活動として、このゼミの一員になったことを必ず誇りに思ってもらえると思うし、またそうしたゼミを一緒につくってゆきたいと願っています。
d) ゼミの時間内外の各種活動 を積極的に企画・運営し、遊び心を大切にする方を求めます。
以上