5月17日発表原稿「19世紀前半のイェール・カレッジにおけるカリキュラムの「教育」化と「脱文脈」化」(原)

5月17日に大学院ゼミ1限で発表予定の原稿です。

http://matsusemi.saloon.jp/wp-content/uploads/2013/05/9d3019e0d3ed567d8ef04ab641c971e9.pdf

時間があまりありませんので,ご一読の上,可能であれば先に不明な点等をコメントで投稿いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

D2 原

mashino

お疲れ様です。
まだどこで発表するか・どこに投稿するか不明とのことで、この草稿を面白くするための種を見つけるのが今回の発表の目的なんだと思います。ただ、その種に当たるものが、私はまだうまく表現できません。ひとまず、現段階で指摘できることのみ、指摘しておこうと思います。
1.原君にとっての「「教育」化」がはっきりとはわかりませんでした。もう少し説明があるとよいのではないかと思います。
2.はじめにの2段落目、すべての文で松浦先生が引用されていますが、もう一言自分の言葉でまとめる必要があるのではないかと思います。
3.「カレッジの「教育」化は、……イェール報告を機にアメリカのカレッジ全体へと広がっていった」というのは、今回の草稿で論証できているのでしょうか。「機に」というには何かもう少し、根拠がほしいなと思います。
4.もしアメリカのカレッジ全体への広がりを論証するなら、内容とタイトルとの間に齟齬が生じるようにも思います。
5.当日詳しく補足をしようと思っていますが、今回の草稿では、「古典語」と「古典」と(カリキュラムの中の)「神学」(的内容)とが一緒くたにされてしまっているように思います。ここを分けて考えないと、すっきりしないんじゃないかという気がしています。

ひとまず以上です。
当日はもう少し、面白いことが言えるようがんばります。