華麗なる山族班 議事録 GP「華麗なる山族」班(メンバー:井上、鈴木、田中、望月、水谷、山口)の議事録です。 4月18日GP議事録 4月25日GP議事録 5月9日GP議事録 5月16日GP議事録 5月23日GP議事録 5月25日GP議事録 5月30日GP議事録 6月1日GP議事録 6月6日GP議事録 共有:シェアFacebook
Rieco.S 担当:井上 2012/06/08 14:00~ @生協食堂 メンバー:水谷さん・山口さん・鈴木・田中・望月・井上 ・担当書籍・海外事例の発表(書籍の部分は各自読んでおく!) ・論立て ・今後の課題 ・宿題振り分け 【海外事例】 アメリカ(望月) 各州の教育局に委ねられている。→「アメリカの情報教育」と総括して捉えることは困難 ・ユタ州…小~高:「Information Technology」があるが実施するかは学校が決定+高では選択科目として「Computer Science」 ・ニューヨーク州…小・中:「Computer Studies」 ・アメリカの多くの学校が採用している「AUP」…要検討 イギリス(田中) ナショナルカリキュラム→「Information Technology」:教科横断的 ⇒「情報科」として独立教科になるのはキーステージ4 韓国(山口さん) ネットによる誹謗中傷、個人攻撃が社会問題→情報教育を強化している背景 「初・中等学校情報通信技術教育運営方針」 ・1段階(小1.2)→「サイバー空間の正しい作法」:ネチケットに言及していると思われる箇所 ⇒情報安全教育につながる? ・4段階(中学生)→「サイバー空間の倫理と必要性」 ・情報社会の生活→サイバー暴力と被害の予防:3段階(小5.6) カナダ(井上) ・情報の受け止め方→あふれる情報を自ら主体的に判断できる能力育成(あるテレビの暴力シーンについて考えさせる) ・情報の判断→的確な判断は論理的な思考に裏付けされているという考えのもと、CMやテレビ番組を冷静に分析させるような教育(ストーリー展開について・作成者の意図etc) スウェーデン(鈴木) IT技術は発展していて、小さい頃からPCに触れていることは確か。 BUT実践についてはわからず! 【論立て】 アブストラクト ←仮説提示 ①テーマ選定理由 ・インターネット犯罪(事件)が増えている ・SNSとトラブル →モラル低下といわれている ⇓ 情報教育にフォーカス ② 1.情報教育の概要→歴史・CS(教科・取り組み・現状) ⇓ 「情報モラル」・「情報教育」にフォーカス(理由として先行研究提示) 2.情報モラル教育の概要→定義(文科省・りーこの分類) ・CSにおける情報モラルの位置づけ ←班としてのオリジナルな部分 ⇓ ←新旧CS比較 情報安全教育不足!!!⇔必要性があるのに ③仮説 ・正しい活用法の指導不足 ・情報モラルの多義性が故に効果的な指導ができていない ・カリキュラム面→不足(なぜ不足しているか) ・各教科で情報モラルを指導しているが、リテラシー・活用能力を重視 →情報安全が無視されている ④先行研究検討 誰の論を使うか→要検討 ⑤検証 仮説を示す ⑥示唆 今後につなげる提案/残された課題 【今後の課題】 ・情報安全教育の重要性 ・中学校CS新旧比較 ・情報安全教育が不足しているという先行研究 【水曜まで宿題】 水谷さん:韓国の事例 鈴木:文献リスト抜粋 田中:イギリスの事例 望月:アメリカの事例 井上:カナダの事例 【金曜までの宿題】 全員共通:論文2つ・書籍残り 水谷さん:残り(モラル)の論文 鈴木:論文2つ 田中:中CS新旧比較 望月:犯罪(論文) 井上:犯罪(データ)
Rieco.S 6月20日 書記:望月 メンバー:水谷・田中・鈴木・井上・望月 やったこと ・宿題の共有(論文読んでまとめ) ・(仮)仮説を詰める ☆宿題の共有☆ 水谷 ■情報モラル教育から考える情報教育カリキュラムの提案 ・9才まではパソコンは使わせない 教員が配布する資料などで教育(実践前の予備知識) ・高学年に入ったらパソコンで実践 ・責能力の段階に合わせた学習法を採用 →・9才まではパソコンを使わせないと言っても、調べ学習でパソコンを使う機会が出てくるのでは? ・情報モラル=パソコンが無くては授業できないという訳でもないし、こういうタイプの教育法があっても良いのでは。 ・責任能力の段階に合わせた教育という点は良い ■青少年の携帯電話やインターネットの利用の現状調査結果 ・コンピュータのフィルタリング率は携帯電話のそれより低い ・家庭でのフィルタリングを推奨すべき →・わりと新しい論文(2011年)なのでデータは使える ・「家庭での~」というが、それは“情報モラル教育”ではないのでは? もしこのポイントにGPで触れるなら、レジュメ化する際に配慮すべき リーこ ■ユビキタス社会におけるコミュニケーション能力の情報安全教育 ・ユビキタスネットワーク=あらゆるコンピュータがネットワークに接続された状態で、誰もが、いつでも、どこでも情報にアクセスできる状態 ・なるべく早い段階で必要な知識を身につけるべき →・早い段階といっても、発達段階を無視はできない ・早ければいいというものではない ■年齢に応じたITセキュリティ教育の構築に向けて ・小学校で調べ学習をする際に、パソコンに触れることになる現状 ・小学生でもインターネットの利用率は半数を超える ・ヤフーやグーグルなど、フィルターのかかっていない検索エンジンを使用している子どもがかなり存在 ・小5の約半数はトラブルが起こった際に親に相談(not 先生) ・中2でも(割合は減るが)親を頼りにしている 先生と答えた生徒は0(複数選択可にも関わらず) ・指導より支援 →・親は家庭でのルールの作り方がわからず、学校に頼るが、当事者である生徒は学校には頼らない? おもち・るい・ゆーし ⇒データ紹介のため特にコメントなし。レジュメ参照。 ☆(仮)仮説詰め☆ ・GP内で重視すべきとしている情報モラル教育を確認 情報モラルとは? 1)情報収集活動場面での情報モラル 2)情報発信活動場面での情報モラル 3)コミュニケーションの活動場面での情報モラル 4)情報機器・情ネットワークの利用全般での情報モラル ⇒今までは2)、3)だと言っていたけど…本当にそうなのか? →見直す必要あり!! *この位置づけに疑問を感じた理由 ・私たちのそもそもの問題意識はSNSでの犯罪自慢や個人情報の流出など →この問題は情報モラルにおける様々な要素が絡み合ったもので、2)3)の要素だけ に分類することができない!! *やるべき事 ・GPで最終的に出す提案でどのレベルを目指すか絞るべき(私たちが目指すべき像を明らかにする) ・ネットいじめと犯罪は別物なのでは? ・特定の犯罪に絞ったら横断的に見ることが可能となるのでは? ・保護者or教員に言及していく必要アリ←残された課題として触れるのもいいかも ・情報安全、情報倫理という分類そのものを見直すべき ・今後の方針 【今のところの流れ】 ・情報安全は必要 ・新学習指導要領での“情報モラル”という単語の頻出度も上がっている ⇒最新のものなのでデータが少なく、効果を測ることが困難 ⇒情報安全教育が不足しているということを検証したい ⇒かといって旧学習指導要領のデータを使用しても検証にならないのでは…? ・具体的に効果を示す数字がないと検証にならない! (「足りていない」ということを検証しても「では足りていた場合はどうなるのか」となってしまう) ・せっかく調べたので学習指導要領の新旧比較は行いたい ⇓意見として ・どこに最終地点をもってくるか/班として何を目指すかが重要 ・問題意識の部分が仮説に入ってこなくては… ・情報モラル教育が不足しているのでは?という問題設定だったが、十分な情報モラル教育を行う上で必要な材料はすでに国側はそろえているはず(ネット上にも授業案とかたくさんあるし…) →学校側がそれらを利用しきれていないだけ??? →それなら教員指導にフォーカスしてみては??
Rieco.S 2012/06/22 書記:鈴木 14:30~ @生協食堂 メンバー:井上、田中、鈴木、望月 ●今回やること 宿題の発表 仮説の絞り込み!決めたい! 【宿題発表】 ◇有史:論文2本、犯罪データ・論文 ①情報モラル教育⇒具体的には? 一般的にいう安全教育=法律を知らずとも本人・他人の安全を確保する 現状として、ネットに触れる機会が増えた⇒学校では足りず、家庭の協力が必須 情報モラル教育×⇒情報安全教育○ ・情報安全にしぼった理由にはなる but 今までのとらえ方、枠組みと変わる・・・ ・呼び方を変えるだけ?取り組みを絞る? ・情報常識=道徳的 法律にまで言及するのは年齢も考慮しないといけない ②遠隔交流学習の実施 片方の学校に問題が起こった時どうする?課題が多そうな印象 犯罪データ ・やはり中学から被害数は増えている ⇒指導はいつからやるべき? 田中の書籍より:ネットは大人も子どもも同じように最先端を使っている =発達段階を考慮しきれない 発達⇔技術進歩 ◇望月:トラブルと情報モラル教育の関連性 論文はないので、実践例(神奈川県) 前提:情報安全教育+モラル教育=情報モラル教育 ・各項目に対して何をしたらいいのか?→大・中・小目標にわけて取り組む ・小学校だと、学年が上がるにつれて項目を追加していく ・実例(ex:佐賀県のチェーンメール)を用いた授業→子どもたちの意識が上がった 小学校6年間を通じた情報モラル教育はいいね! 発達段階も意識できている 発達段階と所持率を比較して指導すればいいのでは?→自治体ごと違うはず ・シンガポールの情報教育が教員養成を最重要課題としている ◇田中:中学校の指導要領の新旧比較 高校ほどは変更がないが、他教科を通じては意識の高まりがあると感じられた →教科横断的な考えは高まっている! ◇鈴木:レジュメ草案の提示 【仮説にむけて】 ・国の意識と学校の意識 学習指導要領やパンフレット→国の問題意識は上がっている→学校は活かせているか? ・家庭への言及は中心にはおかないで学校教育にフォーカス ⇒教員の意識に言及したらどうか? ・被害者にも加害者にもしない・・・何においても言えること→どうやって絞る!? ・目的:子どもの安全意識を高めたい!それによってトラブルから遠ざけたい ●仮説候補 ①「教員が情報安全に対する意識が低いため、子どもたちのそれに対する意識が向上しない」 ②「国からの情報モラル教育に関する指導方法は充実しているにも関わらず、子どもたちの情報モラルが不足しているのは、学校・教員の情報安全に対する意識が低いため、それを活用しきれていないからだ」 ●問題点・疑問点 ・意識は検証できないのではないか? ・学校内での対応(分科会など)が足りないのでは? ・教材などの収集を充分にしているか? ・教育が十分でない学校があるか? ・他国の比較を入れる⇒他国の教員は情報についての意識が高いのに…みたいな 【宿題】 ・書籍の残り ・義務教育段階での 教員の意識不足を示すデータ(学校内・自治体での研修が行われているか) 教員の知識量 ・イギリス ホームページを読む Sharplesの論文探し、読む ・モラル教育によってトラブル回避できる論証を見つける(過去の論文) 全員:書籍 水谷:イギリスのDfESのHPを見て、使えそうなものをまとめる(教員養成を中心に) http://www.dfes.gov.uk/ 井上: 田中: 教員の意識不足を示すデータ 望月: 鈴木:Sharplesの論文
Rieco.S 担当:井上 2012/06/29 14:30~ @生協食堂・PC室 メンバー:水谷さん・鈴木・望月・井上 ・宿題発表(レジュメを各自読んでおく!) ・仮説絞込み(立て直し) ・資料探し ・宿題振り分け 前回までで教員の意識不足にフォーカスしていくことになっていたが、井上のデータ(文部科学省のITC活用指導力に関するアンケート)によれば教員の意識or技術・意識は上がっている?→データの扱い方要検討 仮に「教員の意識が上がっている」とした上での仮説候補 『小学校段階における「学校・教員」と「家庭・保護者」の連結不足 ―小学校から家庭への働きかけ不足―』 【論立て】 前提:国の意識は確実に上がっている→学校の意識も上がっていそう:要エビデンス(少なくとも設備面・教材面では充実してきている) ①犯罪・トラブルの低年齢化(具体的な数字!)→小学校段階にフォーカス ②家庭内での保護者から子どもへの働きかけ不足(意識はあってもどうしたらいいのかわからないなども含めて。←エビデンスはりーこが今日調べたやつでいけそう) ③教員の意識はどうなっているのか→意識を測る基準が必要 ・家庭への働きかけをしているか(一番欲しいデータ!) ・授業の質 ・研修への参加(参加率低いデータ有り!) ・学校の設備充実(データ有り!) ・教材充実(データ有り!) 【宿題】 ・犯罪・トラブルの低年齢化(具体的な数字!) ・家庭への働きかけをしているか(一番欲しいデータ!) ・授業の質 この3つを中心に各自データを探す。
Rieco.S 2012/07/04 13:30~@山食 担当:鈴木 メンバー:山口、水谷、井上、田中、望月、鈴木 今日やること 全体の論の立て直し、構成を練る 必要なデータを挙げる 前提 ◇問題意識 ネットトラブル…多くて分類も難しい →ネット犯罪に限定(=警察に届け出たもの) (→コミュニティサイトに限定) ↓ 情報モラル教育にフォーカス → 〃 がネット犯罪に役立つという論証 BUT ①犯罪の低年齢化 or ②そのものの構造 小学校の取り組み 情報教育全体 ↓ ? ↓ これが足りないからネット犯罪に巻き込まれる子どもが減らない! ・現実と理想との違い 理想=先行研究 ⇔ 現実 矛盾 ・ネット犯罪が減らない原因→情報モラル教育における問題 →判断力、内容の抽象的、漠然としている ①教師の問題 →教師自身のPC活用、研修参加 ②家庭との連携の問題 →家庭でのルール作り、親への相談 ←それをサポートする役割としての学校・教師 フィルタリングへの過信、子どもへの目が届く小学校段階での指導 —————————————————————————————– 6月22日GPより 【仮説にむけて】 ・国の意識と学校の意識 学習指導要領やパンフレット→国の問題意識は上がっている→学校は活かせているか? ・家庭への言及は中心にはおかないで学校教育にフォーカス ⇒教員の意識に言及したらどうか? ・被害者にも加害者にもしない・・・何においても言えること→どうやって絞る!? ・目的:子どもの安全意識を高めたい!それによってトラブルから遠ざけたい ●仮説候補 ①「教員が情報安全に対する意識が低いため、子どもたちのそれに対する意識が向上しない」 ②「国からの情報モラル教育に関する指導方法は充実しているにも関わらず、子どもたちの情報モラルが不足しているのは、学校・教員の情報安全に対する意識が低いため、それを活用しきれていないからだ」 ⇓ 学校・教師の能力(意識)不足をどう測るのか? ・研修への参加(最新の知識が必要だから)、どう学んでいるか ・教師自身がPC(コミュニティサイト)を活用しているか? ◎仮説へ・・・ 教師の自己評価は高い but 情報モラルは十分に教えられていない ●HW● ・情報モラル教育が必要であるという論証 MUST! 水谷、田中、鈴木 ・教師に対する情報モラル教育に関するデータ (井上は文科省データを情報共有スレッドに載せること!) 山口、井上、望月
y_yamaguchi 7月6日議事録 担当:田中・井上 9時~18時 @グル学 メンバー:山口さん、鈴木、田中、望月、井上 <情報モラルの重要性> 後日発表。 <教員の情報モラルに対する意識> ①山口さん ・H14:認知低 研修とかに行かなきゃ… 何か問題が起こってから教育する程度、その場しのぎ的な。 ・内閣府の会議の議事録2009より 2011年まで すべての教員に情報指導力を身につけさせるねらい 具体的なことは?もうちょっと調べたい… ・「喫緊の問題なのに現状教員の指導能力が追い付いてない」 ・小学校「情報モラルに関する経験によって情報モラルの理解が高まる」データ発見! 「高校は指導を行うことである程度効果が得られる」 2004年佐世保小学校事件が分け目になっているらしい… ②もち ・2009財団法人コンピュータ教育開発センター 高校教員へのアンケート 教えているか、実施内容を重視しているか、自信があるか 実施70% 重要性70% 自身30% →情報モラルは教えてるし、すごく重視している! でも実施内容に自信が持てていない! 自信が持てないのはなんでだろう!? H14時点では、情報モラルを教えるのに障害となったこと:知識経験不足・時間教材不足 →それ以降の障害を調べたら、「指導力を身につけさせる目標」と現状が矛盾してる、ってことになるのではないか? ③ゆーし ・内閣府委託「eネット安心講座」教員研修 H19~21年度で件数増えてるのに、22年度で半分に減った!24年で少しもちかえす ・文科省 研修の受講状況データ 受講人数は上がってるけど、人数は少ない(20%) 教員に絞ったとしてどう進めていくか ・重要性・実施の数値は高いのに自信が低い。 →ここに情報モラル教育がうまくいっていない 情報モラル教育の現状とうまくいっていないエビデンスがあれば示せるかも ・自信の低さが情報モラル教育がうまく実施できないことにつながるデータが必要 ・自信がないのに研修に行っていない →意識は高くないのでは? ・自信を高める努力をしていないのでは? →研修不参加のデータ ・2009年内閣「全教員に情報モラル指導力を身に付けさせる」があるにも関わらずそれが達成されていないのはなぜ? 論の組み直し、仮プロット 先行研究を何にするか 班の問題意識 ・犯罪(影の部分の存在) ↕BUT ・学習指導要領…情報モラル教育への期待 ↓ 情報モラル教育にフォーカス →重要性(犯罪防止に役立つ論証)+学校で教えるわけ…設備、調べ学習をするうえで、消費者教育の側面 ・研究の目的 情報モラル教育は情報(ネット)を利用する上で という前提で、その学習によって子どもたちをネット犯罪から遠ざける(加害者にも被害者にもしない)ことを実現するために現状問題を考える。 ・言葉の定義 情報モラル、情報モラル教育、ネット犯罪 歴史→現状→仮説→示唆 ・現状 政府取り組み →指導要領、パンフ、その他働きかけ(ITC設備) ・先行研究検討 ・教師の意識の低さやそれに伴って授業の質に差が出ていることに言及しているもの ・学校・教員ごとの意識の違いが大きいことに言及しているもの ・学校・教員ごとの意識の低さ ・アンケートによって意識が上がったとしているもの →仮説へ 【宿題】(月曜まで) ・レジュメ作成 問題意識、アブストラクト→田中 歴史・現状、定義→山口さん ・先行研究(論文!) 教員に関わるもの…肯定的なもの・否定的なもの両方あるといいかも
y_yamaguchi GP 議事録 2012/07/09 17:00~ @グル学 メンバー:山口、井上、鈴木、田中、望月 書記:望月 ■宿題発表 ―先行研究について――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 井上 ・横山氏の論文←るいちゃんが前にが読んだやつ ・情報モラル教育の効果を示すエビデンスになるかも? ・家庭と絡めて論じられている点が気になる →三者が連携しないと効果が出ないと言ってしまっている ・前提の部分で―教育を学校で行う理由を入れた上でならあり…? (しかしだいぶこじ付けになりそう&無理がある) ・高1のデータが無い もち ・辰己氏の論文 ・主張していることが行政の動きと逆 (政府は情報モラル教育に統合していっているが、辰己氏は情報モラル教育を3つの分野に分けて行うべきと主張) りーこ ・こないだ見つけた記事(論文?) ・先行研究検討に使えそうな一文アリ ―レジュメ作成について――――――――――――――――――――――――――――――――――― *「ネット犯罪」について ・コミュニティサイトに限定はしない! ・サイバー犯罪についても定義する必要あり →GPではサイバー犯罪の中でもネットワーク犯罪を扱うこととする ■仮説 *仮説検証に必要なデータ(詳しくは前回の議事録にあるよ) ・研修不参加のデータ←ゆーしのデータ使える ・国からの働きかけを教師が認知しているというデータ ・教材や研修の存在を知っているか ・自信のなさと教育効果との関係(情報モラルじゃなくても可) *前提として RQ:情報~行われてるのにうまくいってない 国は情報~を推進している 教師向けの働き掛けも多い ↓ にも関わらず、教員の意識は低い 研修にも行かない&自信もない&SNSも知らない ⇒教員の意欲を高めるには…?=示唆+残された課題(家庭とか) →モラル教育レベルUP )^o^( 仮説候補 ITEが上手くいっていない要因の一つは 教員の情報モラルに対する意識が低いから (教員の指導力が低いのは、教員の情報モラルに対する意識が低いから) *仮説立ての中で出た意見 ・教員に危機感が足りない? ・自信、能力、意欲、危機感、ICT活用指導能力あたりがキーワード ・そもそも教員自身の情報モラルは?←測れない ・他の教科の研修参加率はどうなのか ・教師むけの働き掛けがあることを当の教員は知っているのかor 無視しているのか ・2009年内閣「全教員が―」が達成できていないのはなぜ? →国の意識はある *先行研究 ・情報~が上手くいっていないという先行研究 ・情報モラル教育と教員の関係についての先行研究(否定or 肯定) *使えそうな先行研究 ・「教員の情報モラル指導力を高める」(記事のやつ) ■次回までにやること ・レジュメ引き続き…ままさん、るい ・国からの働きかけを教師が認知しているというデータ… NA☆O☆KI (教材や研修の存在を知っているか等) ・自信のなさと教育効果との関係(情報モラルじゃなくても可)…もちもち ・情報モラル教育と教員について書かれてる先行研究見つける…りーこ ・情報モラル教育が上手くいっていない先行研究見つける…ゆーし
担当:井上
2012/06/08 14:00~ @生協食堂
メンバー:水谷さん・山口さん・鈴木・田中・望月・井上
・担当書籍・海外事例の発表(書籍の部分は各自読んでおく!)
・論立て
・今後の課題
・宿題振り分け
【海外事例】
アメリカ(望月)
各州の教育局に委ねられている。→「アメリカの情報教育」と総括して捉えることは困難
・ユタ州…小~高:「Information Technology」があるが実施するかは学校が決定+高では選択科目として「Computer Science」
・ニューヨーク州…小・中:「Computer Studies」
・アメリカの多くの学校が採用している「AUP」…要検討
イギリス(田中)
ナショナルカリキュラム→「Information Technology」:教科横断的
⇒「情報科」として独立教科になるのはキーステージ4
韓国(山口さん)
ネットによる誹謗中傷、個人攻撃が社会問題→情報教育を強化している背景
「初・中等学校情報通信技術教育運営方針」
・1段階(小1.2)→「サイバー空間の正しい作法」:ネチケットに言及していると思われる箇所
⇒情報安全教育につながる?
・4段階(中学生)→「サイバー空間の倫理と必要性」
・情報社会の生活→サイバー暴力と被害の予防:3段階(小5.6)
カナダ(井上)
・情報の受け止め方→あふれる情報を自ら主体的に判断できる能力育成(あるテレビの暴力シーンについて考えさせる)
・情報の判断→的確な判断は論理的な思考に裏付けされているという考えのもと、CMやテレビ番組を冷静に分析させるような教育(ストーリー展開について・作成者の意図etc)
スウェーデン(鈴木)
IT技術は発展していて、小さい頃からPCに触れていることは確か。
BUT実践についてはわからず!
【論立て】
アブストラクト ←仮説提示
①テーマ選定理由
・インターネット犯罪(事件)が増えている
・SNSとトラブル
→モラル低下といわれている
⇓
情報教育にフォーカス
②
1.情報教育の概要→歴史・CS(教科・取り組み・現状)
⇓
「情報モラル」・「情報教育」にフォーカス(理由として先行研究提示)
2.情報モラル教育の概要→定義(文科省・りーこの分類)
・CSにおける情報モラルの位置づけ ←班としてのオリジナルな部分
⇓ ←新旧CS比較
情報安全教育不足!!!⇔必要性があるのに
③仮説
・正しい活用法の指導不足
・情報モラルの多義性が故に効果的な指導ができていない
・カリキュラム面→不足(なぜ不足しているか)
・各教科で情報モラルを指導しているが、リテラシー・活用能力を重視
→情報安全が無視されている
④先行研究検討
誰の論を使うか→要検討
⑤検証
仮説を示す
⑥示唆
今後につなげる提案/残された課題
【今後の課題】
・情報安全教育の重要性
・中学校CS新旧比較
・情報安全教育が不足しているという先行研究
【水曜まで宿題】
水谷さん:韓国の事例
鈴木:文献リスト抜粋
田中:イギリスの事例
望月:アメリカの事例
井上:カナダの事例
【金曜までの宿題】
全員共通:論文2つ・書籍残り
水谷さん:残り(モラル)の論文
鈴木:論文2つ
田中:中CS新旧比較
望月:犯罪(論文)
井上:犯罪(データ)
6月20日 書記:望月
メンバー:水谷・田中・鈴木・井上・望月
やったこと
・宿題の共有(論文読んでまとめ)
・(仮)仮説を詰める
☆宿題の共有☆
水谷
■情報モラル教育から考える情報教育カリキュラムの提案
・9才まではパソコンは使わせない
教員が配布する資料などで教育(実践前の予備知識)
・高学年に入ったらパソコンで実践
・責能力の段階に合わせた学習法を採用
→・9才まではパソコンを使わせないと言っても、調べ学習でパソコンを使う機会が出てくるのでは?
・情報モラル=パソコンが無くては授業できないという訳でもないし、こういうタイプの教育法があっても良いのでは。
・責任能力の段階に合わせた教育という点は良い
■青少年の携帯電話やインターネットの利用の現状調査結果
・コンピュータのフィルタリング率は携帯電話のそれより低い
・家庭でのフィルタリングを推奨すべき
→・わりと新しい論文(2011年)なのでデータは使える
・「家庭での~」というが、それは“情報モラル教育”ではないのでは?
もしこのポイントにGPで触れるなら、レジュメ化する際に配慮すべき
リーこ
■ユビキタス社会におけるコミュニケーション能力の情報安全教育
・ユビキタスネットワーク=あらゆるコンピュータがネットワークに接続された状態で、誰もが、いつでも、どこでも情報にアクセスできる状態
・なるべく早い段階で必要な知識を身につけるべき
→・早い段階といっても、発達段階を無視はできない
・早ければいいというものではない
■年齢に応じたITセキュリティ教育の構築に向けて
・小学校で調べ学習をする際に、パソコンに触れることになる現状
・小学生でもインターネットの利用率は半数を超える
・ヤフーやグーグルなど、フィルターのかかっていない検索エンジンを使用している子どもがかなり存在
・小5の約半数はトラブルが起こった際に親に相談(not 先生)
・中2でも(割合は減るが)親を頼りにしている
先生と答えた生徒は0(複数選択可にも関わらず)
・指導より支援
→・親は家庭でのルールの作り方がわからず、学校に頼るが、当事者である生徒は学校には頼らない?
おもち・るい・ゆーし
⇒データ紹介のため特にコメントなし。レジュメ参照。
☆(仮)仮説詰め☆
・GP内で重視すべきとしている情報モラル教育を確認
情報モラルとは?
1)情報収集活動場面での情報モラル
2)情報発信活動場面での情報モラル
3)コミュニケーションの活動場面での情報モラル
4)情報機器・情ネットワークの利用全般での情報モラル
⇒今までは2)、3)だと言っていたけど…本当にそうなのか?
→見直す必要あり!!
*この位置づけに疑問を感じた理由
・私たちのそもそもの問題意識はSNSでの犯罪自慢や個人情報の流出など
→この問題は情報モラルにおける様々な要素が絡み合ったもので、2)3)の要素だけ
に分類することができない!!
*やるべき事
・GPで最終的に出す提案でどのレベルを目指すか絞るべき(私たちが目指すべき像を明らかにする)
・ネットいじめと犯罪は別物なのでは?
・特定の犯罪に絞ったら横断的に見ることが可能となるのでは?
・保護者or教員に言及していく必要アリ←残された課題として触れるのもいいかも
・情報安全、情報倫理という分類そのものを見直すべき
・今後の方針
【今のところの流れ】
・情報安全は必要
・新学習指導要領での“情報モラル”という単語の頻出度も上がっている
⇒最新のものなのでデータが少なく、効果を測ることが困難
⇒情報安全教育が不足しているということを検証したい
⇒かといって旧学習指導要領のデータを使用しても検証にならないのでは…?
・具体的に効果を示す数字がないと検証にならない!
(「足りていない」ということを検証しても「では足りていた場合はどうなるのか」となってしまう)
・せっかく調べたので学習指導要領の新旧比較は行いたい
⇓意見として
・どこに最終地点をもってくるか/班として何を目指すかが重要
・問題意識の部分が仮説に入ってこなくては…
・情報モラル教育が不足しているのでは?という問題設定だったが、十分な情報モラル教育を行う上で必要な材料はすでに国側はそろえているはず(ネット上にも授業案とかたくさんあるし…)
→学校側がそれらを利用しきれていないだけ???
→それなら教員指導にフォーカスしてみては??
2012/06/22 書記:鈴木
14:30~ @生協食堂
メンバー:井上、田中、鈴木、望月
●今回やること
宿題の発表
仮説の絞り込み!決めたい!
【宿題発表】
◇有史:論文2本、犯罪データ・論文
①情報モラル教育⇒具体的には?
一般的にいう安全教育=法律を知らずとも本人・他人の安全を確保する
現状として、ネットに触れる機会が増えた⇒学校では足りず、家庭の協力が必須
情報モラル教育×⇒情報安全教育○
・情報安全にしぼった理由にはなる but 今までのとらえ方、枠組みと変わる・・・
・呼び方を変えるだけ?取り組みを絞る?
・情報常識=道徳的 法律にまで言及するのは年齢も考慮しないといけない
②遠隔交流学習の実施
片方の学校に問題が起こった時どうする?課題が多そうな印象
犯罪データ
・やはり中学から被害数は増えている
⇒指導はいつからやるべき?
田中の書籍より:ネットは大人も子どもも同じように最先端を使っている
=発達段階を考慮しきれない 発達⇔技術進歩
◇望月:トラブルと情報モラル教育の関連性
論文はないので、実践例(神奈川県)
前提:情報安全教育+モラル教育=情報モラル教育
・各項目に対して何をしたらいいのか?→大・中・小目標にわけて取り組む
・小学校だと、学年が上がるにつれて項目を追加していく
・実例(ex:佐賀県のチェーンメール)を用いた授業→子どもたちの意識が上がった
小学校6年間を通じた情報モラル教育はいいね!
発達段階も意識できている
発達段階と所持率を比較して指導すればいいのでは?→自治体ごと違うはず
・シンガポールの情報教育が教員養成を最重要課題としている
◇田中:中学校の指導要領の新旧比較
高校ほどは変更がないが、他教科を通じては意識の高まりがあると感じられた
→教科横断的な考えは高まっている!
◇鈴木:レジュメ草案の提示
【仮説にむけて】
・国の意識と学校の意識
学習指導要領やパンフレット→国の問題意識は上がっている→学校は活かせているか?
・家庭への言及は中心にはおかないで学校教育にフォーカス
⇒教員の意識に言及したらどうか?
・被害者にも加害者にもしない・・・何においても言えること→どうやって絞る!?
・目的:子どもの安全意識を高めたい!それによってトラブルから遠ざけたい
●仮説候補
①「教員が情報安全に対する意識が低いため、子どもたちのそれに対する意識が向上しない」
②「国からの情報モラル教育に関する指導方法は充実しているにも関わらず、子どもたちの情報モラルが不足しているのは、学校・教員の情報安全に対する意識が低いため、それを活用しきれていないからだ」
●問題点・疑問点
・意識は検証できないのではないか?
・学校内での対応(分科会など)が足りないのでは?
・教材などの収集を充分にしているか?
・教育が十分でない学校があるか?
・他国の比較を入れる⇒他国の教員は情報についての意識が高いのに…みたいな
【宿題】
・書籍の残り
・義務教育段階での
教員の意識不足を示すデータ(学校内・自治体での研修が行われているか)
教員の知識量
・イギリス
ホームページを読む
Sharplesの論文探し、読む
・モラル教育によってトラブル回避できる論証を見つける(過去の論文)
全員:書籍
水谷:イギリスのDfESのHPを見て、使えそうなものをまとめる(教員養成を中心に) http://www.dfes.gov.uk/
井上:
田中: 教員の意識不足を示すデータ
望月:
鈴木:Sharplesの論文
担当:井上
2012/06/29 14:30~ @生協食堂・PC室
メンバー:水谷さん・鈴木・望月・井上
・宿題発表(レジュメを各自読んでおく!)
・仮説絞込み(立て直し)
・資料探し
・宿題振り分け
前回までで教員の意識不足にフォーカスしていくことになっていたが、井上のデータ(文部科学省のITC活用指導力に関するアンケート)によれば教員の意識or技術・意識は上がっている?→データの扱い方要検討
仮に「教員の意識が上がっている」とした上での仮説候補
『小学校段階における「学校・教員」と「家庭・保護者」の連結不足
―小学校から家庭への働きかけ不足―』
【論立て】
前提:国の意識は確実に上がっている→学校の意識も上がっていそう:要エビデンス(少なくとも設備面・教材面では充実してきている)
①犯罪・トラブルの低年齢化(具体的な数字!)→小学校段階にフォーカス
②家庭内での保護者から子どもへの働きかけ不足(意識はあってもどうしたらいいのかわからないなども含めて。←エビデンスはりーこが今日調べたやつでいけそう)
③教員の意識はどうなっているのか→意識を測る基準が必要
・家庭への働きかけをしているか(一番欲しいデータ!)
・授業の質
・研修への参加(参加率低いデータ有り!)
・学校の設備充実(データ有り!)
・教材充実(データ有り!)
【宿題】
・犯罪・トラブルの低年齢化(具体的な数字!)
・家庭への働きかけをしているか(一番欲しいデータ!)
・授業の質
この3つを中心に各自データを探す。
2012/07/04 13:30~@山食 担当:鈴木
メンバー:山口、水谷、井上、田中、望月、鈴木
今日やること
全体の論の立て直し、構成を練る
必要なデータを挙げる
前提
◇問題意識
ネットトラブル…多くて分類も難しい
→ネット犯罪に限定(=警察に届け出たもの)
(→コミュニティサイトに限定)
↓
情報モラル教育にフォーカス
→ 〃 がネット犯罪に役立つという論証
BUT
①犯罪の低年齢化 or ②そのものの構造
小学校の取り組み 情報教育全体
↓
?
↓
これが足りないからネット犯罪に巻き込まれる子どもが減らない!
・現実と理想との違い
理想=先行研究 ⇔ 現実
矛盾
・ネット犯罪が減らない原因→情報モラル教育における問題
→判断力、内容の抽象的、漠然としている
①教師の問題
→教師自身のPC活用、研修参加
②家庭との連携の問題
→家庭でのルール作り、親への相談 ←それをサポートする役割としての学校・教師
フィルタリングへの過信、子どもへの目が届く小学校段階での指導
—————————————————————————————–
6月22日GPより
【仮説にむけて】
・国の意識と学校の意識
学習指導要領やパンフレット→国の問題意識は上がっている→学校は活かせているか?
・家庭への言及は中心にはおかないで学校教育にフォーカス
⇒教員の意識に言及したらどうか?
・被害者にも加害者にもしない・・・何においても言えること→どうやって絞る!?
・目的:子どもの安全意識を高めたい!それによってトラブルから遠ざけたい
●仮説候補
①「教員が情報安全に対する意識が低いため、子どもたちのそれに対する意識が向上しない」
②「国からの情報モラル教育に関する指導方法は充実しているにも関わらず、子どもたちの情報モラルが不足しているのは、学校・教員の情報安全に対する意識が低いため、それを活用しきれていないからだ」
⇓
学校・教師の能力(意識)不足をどう測るのか?
・研修への参加(最新の知識が必要だから)、どう学んでいるか
・教師自身がPC(コミュニティサイト)を活用しているか?
◎仮説へ・・・
教師の自己評価は高い but 情報モラルは十分に教えられていない
●HW●
・情報モラル教育が必要であるという論証 MUST!
水谷、田中、鈴木
・教師に対する情報モラル教育に関するデータ
(井上は文科省データを情報共有スレッドに載せること!)
山口、井上、望月
7月6日議事録 担当:田中・井上
9時~18時 @グル学
メンバー:山口さん、鈴木、田中、望月、井上
<情報モラルの重要性>
後日発表。
<教員の情報モラルに対する意識>
①山口さん
・H14:認知低 研修とかに行かなきゃ… 何か問題が起こってから教育する程度、その場しのぎ的な。
・内閣府の会議の議事録2009より
2011年まで すべての教員に情報指導力を身につけさせるねらい
具体的なことは?もうちょっと調べたい…
・「喫緊の問題なのに現状教員の指導能力が追い付いてない」
・小学校「情報モラルに関する経験によって情報モラルの理解が高まる」データ発見!
「高校は指導を行うことである程度効果が得られる」
2004年佐世保小学校事件が分け目になっているらしい…
②もち
・2009財団法人コンピュータ教育開発センター
高校教員へのアンケート
教えているか、実施内容を重視しているか、自信があるか
実施70% 重要性70% 自身30%
→情報モラルは教えてるし、すごく重視している!
でも実施内容に自信が持てていない!
自信が持てないのはなんでだろう!?
H14時点では、情報モラルを教えるのに障害となったこと:知識経験不足・時間教材不足
→それ以降の障害を調べたら、「指導力を身につけさせる目標」と現状が矛盾してる、ってことになるのではないか?
③ゆーし
・内閣府委託「eネット安心講座」教員研修
H19~21年度で件数増えてるのに、22年度で半分に減った!24年で少しもちかえす
・文科省
研修の受講状況データ
受講人数は上がってるけど、人数は少ない(20%)
教員に絞ったとしてどう進めていくか
・重要性・実施の数値は高いのに自信が低い。
→ここに情報モラル教育がうまくいっていない
情報モラル教育の現状とうまくいっていないエビデンスがあれば示せるかも
・自信の低さが情報モラル教育がうまく実施できないことにつながるデータが必要
・自信がないのに研修に行っていない
→意識は高くないのでは?
・自信を高める努力をしていないのでは?
→研修不参加のデータ
・2009年内閣「全教員に情報モラル指導力を身に付けさせる」があるにも関わらずそれが達成されていないのはなぜ?
論の組み直し、仮プロット
先行研究を何にするか
班の問題意識
・犯罪(影の部分の存在)
↕BUT
・学習指導要領…情報モラル教育への期待
↓
情報モラル教育にフォーカス
→重要性(犯罪防止に役立つ論証)+学校で教えるわけ…設備、調べ学習をするうえで、消費者教育の側面
・研究の目的
情報モラル教育は情報(ネット)を利用する上で という前提で、その学習によって子どもたちをネット犯罪から遠ざける(加害者にも被害者にもしない)ことを実現するために現状問題を考える。
・言葉の定義
情報モラル、情報モラル教育、ネット犯罪
歴史→現状→仮説→示唆
・現状
政府取り組み
→指導要領、パンフ、その他働きかけ(ITC設備)
・先行研究検討
・教師の意識の低さやそれに伴って授業の質に差が出ていることに言及しているもの
・学校・教員ごとの意識の違いが大きいことに言及しているもの
・学校・教員ごとの意識の低さ
・アンケートによって意識が上がったとしているもの
→仮説へ
【宿題】(月曜まで)
・レジュメ作成
問題意識、アブストラクト→田中
歴史・現状、定義→山口さん
・先行研究(論文!) 教員に関わるもの…肯定的なもの・否定的なもの両方あるといいかも
GP 議事録 2012/07/09 17:00~ @グル学
メンバー:山口、井上、鈴木、田中、望月
書記:望月
■宿題発表
―先行研究について―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
井上
・横山氏の論文←るいちゃんが前にが読んだやつ
・情報モラル教育の効果を示すエビデンスになるかも?
・家庭と絡めて論じられている点が気になる
→三者が連携しないと効果が出ないと言ってしまっている
・前提の部分で―教育を学校で行う理由を入れた上でならあり…?
(しかしだいぶこじ付けになりそう&無理がある)
・高1のデータが無い
もち
・辰己氏の論文
・主張していることが行政の動きと逆
(政府は情報モラル教育に統合していっているが、辰己氏は情報モラル教育を3つの分野に分けて行うべきと主張)
りーこ
・こないだ見つけた記事(論文?)
・先行研究検討に使えそうな一文アリ
―レジュメ作成について―――――――――――――――――――――――――――――――――――
*「ネット犯罪」について
・コミュニティサイトに限定はしない!
・サイバー犯罪についても定義する必要あり
→GPではサイバー犯罪の中でもネットワーク犯罪を扱うこととする
■仮説
*仮説検証に必要なデータ(詳しくは前回の議事録にあるよ)
・研修不参加のデータ←ゆーしのデータ使える
・国からの働きかけを教師が認知しているというデータ
・教材や研修の存在を知っているか
・自信のなさと教育効果との関係(情報モラルじゃなくても可)
*前提として
RQ:情報~行われてるのにうまくいってない
国は情報~を推進している
教師向けの働き掛けも多い
↓
にも関わらず、教員の意識は低い
研修にも行かない&自信もない&SNSも知らない
⇒教員の意欲を高めるには…?=示唆+残された課題(家庭とか)
→モラル教育レベルUP )^o^(
仮説候補
ITEが上手くいっていない要因の一つは
教員の情報モラルに対する意識が低いから
(教員の指導力が低いのは、教員の情報モラルに対する意識が低いから)
*仮説立ての中で出た意見
・教員に危機感が足りない?
・自信、能力、意欲、危機感、ICT活用指導能力あたりがキーワード
・そもそも教員自身の情報モラルは?←測れない
・他の教科の研修参加率はどうなのか
・教師むけの働き掛けがあることを当の教員は知っているのかor 無視しているのか
・2009年内閣「全教員が―」が達成できていないのはなぜ?
→国の意識はある
*先行研究
・情報~が上手くいっていないという先行研究
・情報モラル教育と教員の関係についての先行研究(否定or 肯定)
*使えそうな先行研究
・「教員の情報モラル指導力を高める」(記事のやつ)
■次回までにやること
・レジュメ引き続き…ままさん、るい
・国からの働きかけを教師が認知しているというデータ… NA☆O☆KI
(教材や研修の存在を知っているか等)
・自信のなさと教育効果との関係(情報モラルじゃなくても可)…もちもち
・情報モラル教育と教員について書かれてる先行研究見つける…りーこ
・情報モラル教育が上手くいっていない先行研究見つける…ゆーし