7月18日の論点(異文化班)

<高校段階とカレッジ段階におけるcoreの相違>

p99 L9~

But schools have,after all,a huge task of plain exposition to perform if students are to have in their hands the main tools and elements of knowledge,and,instead of repeating this work,colleges should move on to new relationships and new stages of understanding.

→ここでのnew relationships and new stages of understandingは何を意味しているのか?高校との違いは具体的に何を指すのか?

(ⅰ)もしも単に学問的なものを指しているならば、これは果たして全ての人で共通としてのgeneral educationと言えるのか?

(ⅱ)もしもここでの段階(stage)は、citizenにおいて段階があり、カレッジでは更にcitizenとしての質を向上させることを意味しているならば、

→やはりカレッジにおいてエリート性が生まれてしまうのではないか。

→liberal educationのエリート性を無くそうとした結果、general educationを作り出したが、

カレッジにいけない人たちは、より発展的と思われるgeneral educationを受けられず、citizenとしての質が高められないことになる。

<補足>

もしも説(ⅱ)が成立するものであれば、このレポートが出された後のアメリカの社会背景を探ってみると、Chinese Exclusion Act(中国人排斥法) を1943年に廃止したことを始め、徐々に移民に対する制限をはずしていく動向が見られる。

→この移民の観点ももしかしたらこのレポートの中に内在しているかもしれない。

以上です。

よろしくお願いします。