15周年

img_7039-2先週土曜日10月29日は、恒例となったゼミのOGOB会でした。今年は15周年記念ということで、OGOBも加わって企画・準備にとりくんでくれました。今年の2月、『文学部案内』の座談会の収録のために、高木俊輔君(3期)、米川麻子君(6期)、永塚達大君(8期)、村木志穂君(12期)に三田に集まってもらいましたが、それが15周年企画のきっかけになり、彼らがOGOBの幹事として在学生と協力して進めてくれることになりました。

当日は、例年通り、昼の部は三田キャンパスの南館・カフェテリアで、夜の部はつるの屋さんで、それぞれ再会の時を楽しみました。今年は昼の部だけでなく、夜の部にも、家族で参加してくれる方々もいらっしゃいました。子どもたちだけでなく、それぞれの配偶者の方々にも集っていただいて、とても賑やかでした。両方あわせて、延べ人数では100名を超える参加者でした。img_7047-1

挨拶の時にも話しましたが、前任校に14年間務めて、2002年に慶應に赴任して、今年で15年目。学部ゼミの在学者・卒業生は、あわせて190名近くになっているようです。大学院ゼミの在学者・修了者・単位取得退学者も30名を超えました。私にとっても、ひとつの節目の年ということになります。教育活動はもちろんのこと、研究や校務、学会の仕事になんとかとりくめているのも、こうした学生・元学生たちの存在が励みになっていることをあらためて実感しました。

実行委員長で安定の司会者でもある高木君、義塾愛・松ゼミ愛を貫く永塚君の暗躍(笑)によって、サプライズ・ゲストも登場して(ほんとうに驚きました)、とimg_7063-1ても楽しくうれしい催しでした。また、プロのインタビュアーの仕事も生で見せていただきました(小島君ありがとう)。そして「記念品」もありがとう。圧巻は「アルバム」と「寄せ書き」(感謝状)。寄せ書き(130人分!)は、当日はサンフランシスコ勤務で出席できなかった米川君のご尽力によるものと、聞きました。ありがとう。あらためて卒業生幹事のみなさん、そして実行委員長を支えてくださってであろう、あゆみ夫人にも心から感謝申し上げます。また現役生幹事の宴会部、田崎千尋君、渕井亮太君、横井裕子君、またそれ以外にも当日など運営に協力してくれた現役生にもお礼を申し上げます。

OGOBのみんなは、リフレッシュできたでしょうか。あまり話せなかった人もいますが、次の再会の機会を楽しみにしています。松浦ゼミの16年目の深化・進化を暖かくかつ厳しく見守っていてください。みんな元気で!

(当日の写真は、Facebookでリスト「松浦ゼミ」限定で公開しています。このあと、「アルバム」と「寄せ書き」は、スキャンして、Facebookおよびこのサイトの「メディア」に掲載する予定です。ストレージの個別のリンクを知りたい方は、松浦までメールをください。)

学部ゼミ夏課題(2016年度)

提 出

4年生:2016年9月20日(火)23:59【厳守】
3年生:2016年10月18日(火)23:59【厳守】
本サイトの「メディア」にアップロードする(ファイル形式は、原則としてMS -Word文書ファイルとする)。

☆コメント締切は、当該論文「夏課題検討」発表の前の週のゼミ開始時(例:10月5日発表予定者の分のコメントは、9月28日ゼミ開始時までに)厳守。4年生はゼミ合宿の際に、相互に相談をして発表日を確定してください。

課 題

≪3年生対象≫

0.以下にあげるものをはじめとして、<論文の書き方>に関する参考書を複数通読すること。
1.研究課題を決める(卒論のテーマを意識しつつ)。
2.その課題に関連する参考文献(少なくとも50点)を検索し、リストを作成する。
(単行本、論文、資料など)
3.参考文献のうち、少なくとも10点について精読し、ノート(カード)をとる。
(ノートをもとに、それらの要約をまとめる。)
4.精読した文献から、設定した課題に関する現在の研究水準として、
–a) なにがどこまで明らかにされているのか、
–b) 対立する考え方(論争点)としてどのようなものがあるのか、
–c) 今後の研究課題としてなにが残されているのか、について確認する。
5.上記4に基づいて、自分の研究は、「なにについて」「どこまで」「どのように」して明らかにしようとするのか、
について考えをまとめる。
6.以上をふまえて、8,000〜12,000字程度の【論文】をまとめる。
論文には少なくとも、以下の諸点が含まれていなければならない。
–a) テーマ(タイトル)
–b) テーマの概要(上記5)
–c) なぜそのテーマを課題とするのか
–d) 先行研究の検討(上記4)
–e) テーマの具体的内容・展開
、今後の研究の見通し・計画・予定
–f) 参考文献リスト

≪4年生対象≫

0.The Craft of Researchの内容についてよく復習すること。
1.卒業論文の下書きにあたるものを、40,000字程度にまとめる(表題・アブストラクト・目次・注・参考文献一覧をつけたもの)。☆ただし字数を増やすことに腐心して、引用の継ぎ接ぎを重ねたノートのような「論文」にしないこと。字数は少なくてとも、論や章の筋立てが明確なものにすること。
2.章の構成の仕方、註のつけ方、参考文献の表記の方法などについては、各自、以下に示すような<論文の書き方>に関する書物を複数参考にして正確な様式を用いること。

<論文の書き方>に関する参考文献

※レポート(論文)の執筆にあたっては、必ず論文の書き方についての参考書を参照し、形式・内容の両面において学術論文の水準を満たすこと。
1.斉藤孝・西岡達裕『学術論文の技法』【新訂版】、日本エディタースクール出版部、2005。
2.櫻井雅夫『レポート・論文の書き方 上級』慶應義塾出版会、1998。
3.白井利明・高橋一郎『よくわかる卒論の書き方』ミネルヴァ書房、2008。
4.高崎みどり編著『大学生のための「論文」執筆の手引―卒論・レポート・演習発表の乗り切り方―』秀和システム、2010。
5.花井等・若松篤『論文の書き方マニュアル―ステップ式リサーチ戦略のすすめ―』有斐閣アルマ、1997。
6.戸田山和久『論文の教室―レポートから卒論まで―』NHKブックス、2002。

なお、上記参考文献は、あくまで論文執筆のための「参考」書である。必ずしたがうべきマニュアルのように扱うことのないように、注意すること。

註や文献の表記の仕方

※引用・参考文献の出典の表記の仕方には、大きく2種類ある。これらの方式を混合させないこと
1.脚注/巻・章・節末注(Notes and bibliography)方式:本文中の該当箇所に右肩に小さく番号をつけ(括弧をつけることもある)、それに対応して注をつける。
2.著者名・発行年(The author-date system)方式:本文中の該当箇所に(著者名 発行年、頁数)を入れ込み、巻末に参考文献一覧をつけ、照合可能とする。文献出典以外の注は、1と同様の方式でつける。
なお表記方法の細かい点については、<論文の書き方>の本でも必ずしも一致していないところもある。一つの論文のなかで、整合性(統一)がとれていればよい。

※英文文献の表記に関しては、The Chicago Manual of Style: The Essenntial Guide for Writers, Editors, and Publishers. 15th edition. Chicago: The University of Chicago Press, 2003. の主として16-17章(pp.593-754)を参照すること(最新版は、16th edition)。上記の1と2の区別についても詳細な約束事についての記述がある。それらは、日本語の註 や文献表記にもある程度応用できる。(大学院進学予定者は、一度は目を通しておくこと。)現在は、The Chicago Manual of Style Online (http://www.chicagomanualofstyle.org/home.html)としても、手軽に利用できる。

以上