チームハバネロ 議事録 【2012春GP】 「チームハバネロ」(青野、夏、小島、清水、宮本、富塚)の議事録です。 まったり頑張っていきましょー!議事録は順番こでお願いします。 テーマは「死と教育」でやっています。 共有:シェアFacebook
yuritomi 4月11日(水曜日) 初mtg <出席:全員> <決まったこと> ・チーム名「ハバネロ」 ・各自lineのアカウントを作成をする。チームのMLと掲示板を作成する。 ・14日(土曜日)までにline上に各自やりたいテーマを2つ公開、そして投票→2つ選ぶ ・決定したテーマについて、少なくとも参考文献2点を使用して来週のゼミまでに「現状」「問題点」を意識したレジュメを作成する
yuritomi 4月14日(土曜日) line会議 とっても便利…!目からウロコ! <みんなが提案したテーマ(順不同、重複あり)> a. 非英語圏の英語教育 b. 帰国子女の国語教育 c. 父親の、子どもへの教育に及ぼす影響 d. 秋入学 e. 情操教育 f. 死と教育 g. 公立学校教育 h. 道徳教育 i. 特別活動 →投票の結果、「秋入学」「特別活動」に決定。 水曜までのレジュメ担当 秋入学:青野、小島、清水 特別活動:夏、宮本、富塚 4月18日(水曜日) @生協食堂 <出席:全員> 各自レジュメを使用して発表。 【秋学期入学の課題】 ・私立大学における半年間の学費削減 ・入学時期整合問題 ・ギャップタームの受け皿 ・実行しても留学生増えないかも(秋入学によって国際化が進むとは限らない) ・企業側とのマッチング 就職活動に影響 ・学内のイベントの時期 →研究の方向性としては、「ギャップターム問題→大学就学前教育に着目」「留学生問題に着目」が考えられるのでは! 【特別活動の課題】 ・学校給食にさまざまな問題点あり ・「総合的な学習の時間」との時間数の競合→学校現場での境界があいまい ・「個人」とその尊厳に対する軽視 ・ジェンダー平等の視座の欠落ないし排除 ・学習指導要領改訂後、独自の意義・役割が否定されてしまっている ・子どもの有能感の形成に寄与→対人活動に自信のない子どもには配慮が必要 ・特別活動そのものの目標、意義を認識していない教師が多い <話し合ったこと> ・秋入学→資料が少なくて難しいのでは。テーマを変更し、来週は「死と教育」について調査する。 ・特別活動→来週も引き続き調査。(夏→「給食」にフォーカス、宮本→「有能感」など、おもしろそうな研究、富塚→特別活動全体に関する研究)
yuritomi 4月25日(水曜日) @山食 <出席者:全員> 各自レジュメを使用して発表。 【特別活動】 各自特別活動について、問題点を新たに紹介。 学校給食/ 部活動/ 「体験」を重視した特別活動/ リーダーシップや自主性 【死と教育】 概要・背景の紹介、問題点の整理、海外の事例の紹介等。 キーワード:「デス・エデュケーション(=死の教育、死の準備教育)」「いのちの教育」 どちらについても調べてきてくれた。 <話し合ったこと> ・(特別活動の)「給食」をテーマに進めるのは難しいかもしれない。 ・次に集まったときに、テーマをひとつに絞ろう。(「死と教育」or「特別活動」) ・次回調査担当→「死と教育」:青野、夏、小島、清水 「特別活動」:宮本、富塚
ikumi-m 5月9日(水曜日) @生協食堂 <出席者:全員> 各自レジュメを使用して発表。 【特別活動:富塚・宮本】 ・特別活動の課題のまとめ ・近代の教育問題(人間性・社会性の喪失傾向)と特別活動の教育的意義 ・学級活動いじめ指導 【死と教育:青野・夏・小島・清水】 ・いのち、死と教育のプラクティカルプロブレムとは? (自殺が多い⇒死の教育の不足?…飛躍しすぎかも) ・国や地域によって違う「いのちの教育」の捉え方5パターン ・死の準備教育の現状 ・生命教育の目的・実践 <話し合ったこと> ・テーマは「死と教育」に決定!海外との比較もできそう! ・調べなければ、考えなければいけないこと …定義・目的・なぜ必要なのか・何をもって成功したというのかetc… ・次回調査担当→「死と教育」の事例研究:全員 …そこから共通の問題点など導き出せたら。
haruka 5月16日(水) @生協食堂 <出席者:全員> 各自レジュメを持参・発表。 <発表内容> 【「いのちの教育」「死の教育」の実践事例について】 ・プログラム毎にねらい・教授対象段階・推進主体はばらばら… → 共通の課題のようなものは見受けられず。 → 具体的に挙げられていた課題: * 学習時間や指導内容などが明確に定まっていないため、教師によって取組内容に差がある * 「死を強く意識させることが、かえって死への嫌悪感を生むという結果も… * 教員養成段階における、教員への指導が必要との意見& * 大人のデス・エデュケーションへの受容性をはぐくむべき、という意見もあった。 <話し合ったこと> ●「いのちの教育」「死の教育」どちらにフォーカスして進めていくのか? → 班として注目したいのは「死の教育」。 →「死の教育」がすすめられている外国の事例をもとに、示唆が得られないか見てみることに。 ●私たち6人が目指すものは何か?(自殺率の軽減?いじめの減少?)→早急に決める必要あり! ~宿題~ ① 外国の体系的な「死の教育」実践について調査(※見当たらない場合は「いのちの教育」でも可) * 台湾 : 夏、小島 * アメリカ : 清水、青野 * イギリス : 富塚、宮本 ( ※比較国選定の際、宗教における違いを考慮する必要があるのでは? →現段階では考慮せず、幅広く調べていくことに決定。) ② 日本におけるpractical problemのうち、フォーカスする価値があると思うものを挙げ、死の教育がそれをどう解決できるかについて、各自の意見をまとめてくる(次回発表 → 班としての方針決定)
smzskn 5月29 日(水) @生協食堂 <出席者:全員> 各自レジュメ(先週分)を持参・発表。 <発表内容> 【台湾】 ●「生死教育」の起源 ●「生死教育」の目標 資料が少ない 【アメリカ】 ●「死の教育」の歴史的変遷 ●「死の教育」の実態・実践例 【イギリス】 資料が少なかった →「死と教育」の課題と重要性について ●「生命倫理教育」と「命の教育」に分類できるが、政治性(政策的?)と関連があり、自明の答えを想定しているという問題。 ●認知的理解を促すとともに具体的行動の習得を目指す必要。 ●教師の人格、教師の死生観も重要→教員養成 ●いのちに関する体験に個人差があるため、国の背景にある文化や・風土などを考慮する必要。 <話し合ったこと> ●比較対象国はアメリカで進める方向。 ●台湾は資料が少ないため、ドイツを代替とする可能性も。 ●死の教育に対する反対意見も見る必要がある。(資料が殆どないが・・・) <宿題> 来週各自が仮説を立てることができるように、分担。 富塚→「生命倫理教育」について 宮本→日本での死の教育の注目の高まりの変遷、導入状況、背景など 小島→ドイツでの死の教育の現状や歴史(提唱者であるアルフォンスデーケン がドイツ出身であることから) 青野→アメリカの学習指導要領のようなものに記載はないか、文献を見てくる 夏 →アメリカの死の教育における教員養成 清水→アメリカの小中高で体系的に実践されているか 次週、仮説を立てる予定。
mio ka 6月4日(月) @グル学 <出席者:全員> 各自レジュメを持参・発表。 <発表内容> 【アメリカ】 ・「デス・エデュケーション」の実態・実践例 →各州の裁量によるところが大きい →体系的に行われているかまだ不明 ・「デス・エデュケーション」における教員養成 →DEに関する教員養成上のトレーリングが欠けていることで公立学校におけるDEの実施率が増加できず →DEを学校教育に取り入れることに関して肯定的な意見を持つ教員研修員が少数 【日本】 ・「死の教育」導入の流れ →1995年の大震災、小学校連続殺傷事件、少年による暴力行為や殺傷事件をきっかけ →小学校学習指導要領で初めて「死」に触れられた →中教審で「死の教育」の重要性が提示された ・「生ち死の教育」の分類 →「生命倫理教育」と「いのちの教育」の二種に分けられる 【ドイツ】 ・歴史的背景 ・「死への準備教育」の教科書 <話し合ったこと> ・アメリカにおいて連邦政府にあたる教育に関する権限は少ないかも? ・2002~2012年の間に日本においてDE導入の実態は? ・日本における「生命倫理教育」の実情から今後の方向性が見えてくるかも ・ドイツの資料がほとんどドイツ語になっているので、調べ続けられない… ・ <宿題> ・各自中間報告を見直して、訂正すべきところを考えてくる 6月6日(水) @山食 <出席者:全員> <発表内容> ・中間報告の見直し <話し合ったこと> ・義務教育段階に絞る ・アメリカ州ごとに「デス・エデュケーション」の実情にフォーカス <宿題> ・アメリカ州ごとのDEの実情:清水、夏 ・アメリカ全体のDEに関する原則や規定:青野 ・日本における「生命倫理教育」、「いのちの教育」に関する論文を更に読み込む:冨塚、小島、宮本
kojima ryo 6月11日(月) @グル学 <出席者:全員> 各自レジュメを持参・発表。 <発表内容> 【アメリカ】 ●デス・エデュケーションの教育目標 4つ →ある程度体系的に行われている。 ●州ごとのデス・エデュケーションの実践 ・ペンシルヴァニア州 ・フロリダ州 ・カリフォルニア州 →デス・エデュケーションは州や連邦で定められている教科ではないが、4つの目標に従って実践している州もある。 【日本】 ●2002~2012年における政府の動き 2006年:「自殺対策基本法」の成立 2007~2011年:児童生徒の自殺予防に関する会議 ●子どもたちの死生観 ・子どもの年齢が上がるにつれて、死の絶対性が揺らぐ。 ・自己肯定感が年齢とともに低下する。 ●学習指導要領から見た「生命に対する畏敬の念」の問題 ・「生命に対する畏敬の念」は、学習指導要領の中で次第に重点化され、位置づけを上げてきている。 →文部科学省が道徳教育の中で「生命への畏敬の念」の指導を重要視している。 →しかし、「生命に対する畏敬の念」による「宗教的情操」の教育は、重大な問題があるのでは? <話し合ったこと> 今まで調べてきたことを整理し、扱うテーマをいくつかに絞る。 <宿題> 各自、今週中に仮説を立てるということを念頭に入れながら、選んだテーマについてさらに調べ、整理してくる。 ・生命倫理教育 富塚 宮本 清水 ・自殺防止プログラム 青野 夏 ・教員養成 小島
ikumi-m 6月13日(水曜日) @山食 <出席者:青野・夏・小島・清水・宮本 (とみおお大事に・・・(/_;)) > 各自調べてきたテーマで仮説に出来そうなところ等発表。 【教員養成:小島】 ・資料が少なくて難しそう ⇒出来なくはないかも…保留。 【生命倫理教育:清水・宮本】 ・川本隆史…生命倫理教育といのちの教育には相互の統合性が必要 ・大谷さいづみ…生命倫理教育といのちの教育は補完し合う関係 ⇒この生命倫理教育といのちの教育の関係性から仮説が立たないかしら? 【自殺対策プログラム:青野・夏】 ・教員養成の観点から仮説立つかも? ・SOC教育に関してもっと詳しく調べてみたい <話し合ったこと> ・仮説を今週中にたててみることを引き続き目標に各々のテーマについてもう一度資料を集めよう! <宿題> ・引き続き仮説を立てることを目標にそれぞれ資料を集めよう ・いままでの参考文献をしっかり整理しよう <次回> ・6/16(土) 9:00~ 仮説をたてる!がんばろう!
yuritomi 6月16日(土)@グル学 9:00~12:00 <出席者:全員> レジュメ作成者のみ発表(とくに11期のみなさん、ほんとうにありがとう!) ・死と生に関する理解とその要因(先行研究) ・日本における子どもの自殺の実態(文部科学省データ) ⇒年間自殺者数が多い一方で、学校における自殺予防教育はまったくといってよいほど行われていない。 ・日本における児童生徒への自殺予防教育の方針(政府) ⇒結論として、教員研修の充実、モデル地区orモデル校での試行をめざしているが…。 ⇒(アメリカ)保護者や教師の不安を取り除くしっかりした基盤をつくる、という観点 ・日本の「いのちの教育」「生命倫理教育」の問題点 ⇒「生命倫理教育」は生命科学がベース、しかし現在の生命科学では「いのちの尊厳」と「人間の尊厳」が乖離している。統一的原理が必要。 <話し合ったこと> 2グループにわけて、それぞれ仮説を考えてみた。最終的に、両者を統合するような形で現在構想中。 <宿題> 小島:日本における地域レベルでの自殺予防教育(成功例) 清水:日本における「いのちの教育」(「死と生に関する教育」)と自殺予防の関連 &文科省のいう「いのちの教育」の範囲は何をさしているか? 宮本:日本における「いのちの教育」」(「死と生に関する教育」)における、保護者 や地域との関連 青野・夏・富塚:アメリカの自殺予防教育の実態(ほんとうに効果があったのか?など)
kojima ryo 6月20 日(水) @生協食堂 <出席者:全員> 各自、分担した宿題について発表。 【日本における地域レベルでの自殺予防教育(成功例)】 秋田県:地方自治体が予算を組み、積極的に介入した結果、自殺率が 減少した。 千葉県:自殺率減少に向けた自殺予防教育を実施中。 ※子どもにフォーカスした自殺予防教育はほとんどない。すべての世代から自殺者を減らしていこうという方向性が強い。 【文部科学省「いのちの教育」に関して】 「いのちの教育」・・・生命を大切にし、人権を尊重する心などの基本的 な倫理観。 ・自殺そのものには言及していない。 【日本における「いのちの教育」における保護者や地域との関連】 道徳の授業:自尊心や自律性、自他の生命を尊重する心を育てること →教師と生徒のみのやりとり 心のノート:学校・家庭・地域社会の連携 →親も読むことで道徳教育について学ぶことができる。 【アメリカの自殺予防教育の実態】 ・カリフォルニアの子どもの自殺率が下がっている。 ・自殺予防プログラムの背景には、アメリカが訴訟社会だという点が大きく影響している。 ・自殺を試みるのは女性が多いが、自殺率は男性のほうがはるかに多い。 ※自殺予防プログラムに関して批判的な論文が多い・・・ <話し合ったこと> ・これからどんな資料が必要なのか? ・データが少なかったアメリカを今後も調べていくのか? <宿題> 小島:日本における自殺予防教育(文部科学省の位置づけ) 青野:自殺全般について(日米関係なく) 夏、清水、富塚、宮本:土曜日に決定
mio ka 6月23 日(水) @グル学 <出席者:青野、富塚、宮本、夏> レジュメ作成者のみ発表(はるかさんお疲れ様でした!) 【日本で行われている自殺予防教育のまとめ】 ・ 日本における自殺予防教育の形態は様々なのだ ・ 自殺予防を直接に授業内容に取り入れるのを支持する先行研究者と自殺予防を間接的に推進していくのに賛成する先行研究者の二種の意見に分かれる。 【海外で行われている自殺予防教育のまとめ】 ・ なかなかなかった… <話し合ったこと> ・ いったん海外(特にアメリカ)と自殺予防の視点から離れ、日本に集中しよう ・ 以前調べ切れなかった日本における生命倫理教育に関してもっと掘り下げよう <宿題> ・ 大谷さんの論文を読み直す ・ 大谷さん以外に日本における生命倫理教育に言及した先行研究者を見つけ、批判的な視点から彼らの論文を読む
4月11日(水曜日) 初mtg
<出席:全員>
<決まったこと>
・チーム名「ハバネロ」
・各自lineのアカウントを作成をする。チームのMLと掲示板を作成する。
・14日(土曜日)までにline上に各自やりたいテーマを2つ公開、そして投票→2つ選ぶ
・決定したテーマについて、少なくとも参考文献2点を使用して来週のゼミまでに「現状」「問題点」を意識したレジュメを作成する
4月14日(土曜日) line会議 とっても便利…!目からウロコ!
<みんなが提案したテーマ(順不同、重複あり)>
a. 非英語圏の英語教育
b. 帰国子女の国語教育
c. 父親の、子どもへの教育に及ぼす影響
d. 秋入学
e. 情操教育
f. 死と教育
g. 公立学校教育
h. 道徳教育
i. 特別活動
→投票の結果、「秋入学」「特別活動」に決定。
水曜までのレジュメ担当
秋入学:青野、小島、清水 特別活動:夏、宮本、富塚
4月18日(水曜日) @生協食堂
<出席:全員>
各自レジュメを使用して発表。
【秋学期入学の課題】
・私立大学における半年間の学費削減
・入学時期整合問題
・ギャップタームの受け皿
・実行しても留学生増えないかも(秋入学によって国際化が進むとは限らない)
・企業側とのマッチング 就職活動に影響
・学内のイベントの時期
→研究の方向性としては、「ギャップターム問題→大学就学前教育に着目」「留学生問題に着目」が考えられるのでは!
【特別活動の課題】
・学校給食にさまざまな問題点あり
・「総合的な学習の時間」との時間数の競合→学校現場での境界があいまい
・「個人」とその尊厳に対する軽視
・ジェンダー平等の視座の欠落ないし排除
・学習指導要領改訂後、独自の意義・役割が否定されてしまっている
・子どもの有能感の形成に寄与→対人活動に自信のない子どもには配慮が必要
・特別活動そのものの目標、意義を認識していない教師が多い
<話し合ったこと>
・秋入学→資料が少なくて難しいのでは。テーマを変更し、来週は「死と教育」について調査する。
・特別活動→来週も引き続き調査。(夏→「給食」にフォーカス、宮本→「有能感」など、おもしろそうな研究、富塚→特別活動全体に関する研究)
4月25日(水曜日) @山食
<出席者:全員>
各自レジュメを使用して発表。
【特別活動】
各自特別活動について、問題点を新たに紹介。
学校給食/ 部活動/ 「体験」を重視した特別活動/ リーダーシップや自主性
【死と教育】
概要・背景の紹介、問題点の整理、海外の事例の紹介等。
キーワード:「デス・エデュケーション(=死の教育、死の準備教育)」「いのちの教育」
どちらについても調べてきてくれた。
<話し合ったこと>
・(特別活動の)「給食」をテーマに進めるのは難しいかもしれない。
・次に集まったときに、テーマをひとつに絞ろう。(「死と教育」or「特別活動」)
・次回調査担当→「死と教育」:青野、夏、小島、清水 「特別活動」:宮本、富塚
5月9日(水曜日) @生協食堂
<出席者:全員>
各自レジュメを使用して発表。
【特別活動:富塚・宮本】
・特別活動の課題のまとめ
・近代の教育問題(人間性・社会性の喪失傾向)と特別活動の教育的意義
・学級活動いじめ指導
【死と教育:青野・夏・小島・清水】
・いのち、死と教育のプラクティカルプロブレムとは?
(自殺が多い⇒死の教育の不足?…飛躍しすぎかも)
・国や地域によって違う「いのちの教育」の捉え方5パターン
・死の準備教育の現状
・生命教育の目的・実践
<話し合ったこと>
・テーマは「死と教育」に決定!海外との比較もできそう!
・調べなければ、考えなければいけないこと
…定義・目的・なぜ必要なのか・何をもって成功したというのかetc…
・次回調査担当→「死と教育」の事例研究:全員
…そこから共通の問題点など導き出せたら。
5月16日(水) @生協食堂
<出席者:全員>
各自レジュメを持参・発表。
<発表内容>
【「いのちの教育」「死の教育」の実践事例について】
・プログラム毎にねらい・教授対象段階・推進主体はばらばら…
→ 共通の課題のようなものは見受けられず。
→ 具体的に挙げられていた課題:
* 学習時間や指導内容などが明確に定まっていないため、教師によって取組内容に差がある
* 「死を強く意識させることが、かえって死への嫌悪感を生むという結果も…
* 教員養成段階における、教員への指導が必要との意見&
* 大人のデス・エデュケーションへの受容性をはぐくむべき、という意見もあった。
<話し合ったこと>
●「いのちの教育」「死の教育」どちらにフォーカスして進めていくのか?
→ 班として注目したいのは「死の教育」。
→「死の教育」がすすめられている外国の事例をもとに、示唆が得られないか見てみることに。
●私たち6人が目指すものは何か?(自殺率の軽減?いじめの減少?)→早急に決める必要あり!
~宿題~
① 外国の体系的な「死の教育」実践について調査(※見当たらない場合は「いのちの教育」でも可)
* 台湾 : 夏、小島
* アメリカ : 清水、青野
* イギリス : 富塚、宮本
( ※比較国選定の際、宗教における違いを考慮する必要があるのでは?
→現段階では考慮せず、幅広く調べていくことに決定。)
② 日本におけるpractical problemのうち、フォーカスする価値があると思うものを挙げ、死の教育がそれをどう解決できるかについて、各自の意見をまとめてくる(次回発表 → 班としての方針決定)
5月29 日(水) @生協食堂
<出席者:全員>
各自レジュメ(先週分)を持参・発表。
<発表内容>
【台湾】
●「生死教育」の起源
●「生死教育」の目標
資料が少ない
【アメリカ】
●「死の教育」の歴史的変遷
●「死の教育」の実態・実践例
【イギリス】
資料が少なかった
→「死と教育」の課題と重要性について
●「生命倫理教育」と「命の教育」に分類できるが、政治性(政策的?)と関連があり、自明の答えを想定しているという問題。
●認知的理解を促すとともに具体的行動の習得を目指す必要。
●教師の人格、教師の死生観も重要→教員養成
●いのちに関する体験に個人差があるため、国の背景にある文化や・風土などを考慮する必要。
<話し合ったこと>
●比較対象国はアメリカで進める方向。
●台湾は資料が少ないため、ドイツを代替とする可能性も。
●死の教育に対する反対意見も見る必要がある。(資料が殆どないが・・・)
<宿題>
来週各自が仮説を立てることができるように、分担。
富塚→「生命倫理教育」について
宮本→日本での死の教育の注目の高まりの変遷、導入状況、背景など
小島→ドイツでの死の教育の現状や歴史(提唱者であるアルフォンスデーケン がドイツ出身であることから)
青野→アメリカの学習指導要領のようなものに記載はないか、文献を見てくる
夏 →アメリカの死の教育における教員養成
清水→アメリカの小中高で体系的に実践されているか
次週、仮説を立てる予定。
6月4日(月) @グル学
<出席者:全員>
各自レジュメを持参・発表。
<発表内容>
【アメリカ】
・「デス・エデュケーション」の実態・実践例
→各州の裁量によるところが大きい
→体系的に行われているかまだ不明
・「デス・エデュケーション」における教員養成
→DEに関する教員養成上のトレーリングが欠けていることで公立学校におけるDEの実施率が増加できず
→DEを学校教育に取り入れることに関して肯定的な意見を持つ教員研修員が少数
【日本】
・「死の教育」導入の流れ
→1995年の大震災、小学校連続殺傷事件、少年による暴力行為や殺傷事件をきっかけ
→小学校学習指導要領で初めて「死」に触れられた
→中教審で「死の教育」の重要性が提示された
・「生ち死の教育」の分類
→「生命倫理教育」と「いのちの教育」の二種に分けられる
【ドイツ】
・歴史的背景
・「死への準備教育」の教科書
<話し合ったこと>
・アメリカにおいて連邦政府にあたる教育に関する権限は少ないかも?
・2002~2012年の間に日本においてDE導入の実態は?
・日本における「生命倫理教育」の実情から今後の方向性が見えてくるかも
・ドイツの資料がほとんどドイツ語になっているので、調べ続けられない…
・
<宿題>
・各自中間報告を見直して、訂正すべきところを考えてくる
6月6日(水) @山食
<出席者:全員>
<発表内容>
・中間報告の見直し
<話し合ったこと>
・義務教育段階に絞る
・アメリカ州ごとに「デス・エデュケーション」の実情にフォーカス
<宿題>
・アメリカ州ごとのDEの実情:清水、夏
・アメリカ全体のDEに関する原則や規定:青野
・日本における「生命倫理教育」、「いのちの教育」に関する論文を更に読み込む:冨塚、小島、宮本
6月11日(月) @グル学
<出席者:全員>
各自レジュメを持参・発表。
<発表内容>
【アメリカ】
●デス・エデュケーションの教育目標 4つ
→ある程度体系的に行われている。
●州ごとのデス・エデュケーションの実践
・ペンシルヴァニア州
・フロリダ州
・カリフォルニア州
→デス・エデュケーションは州や連邦で定められている教科ではないが、4つの目標に従って実践している州もある。
【日本】
●2002~2012年における政府の動き
2006年:「自殺対策基本法」の成立
2007~2011年:児童生徒の自殺予防に関する会議
●子どもたちの死生観
・子どもの年齢が上がるにつれて、死の絶対性が揺らぐ。
・自己肯定感が年齢とともに低下する。
●学習指導要領から見た「生命に対する畏敬の念」の問題
・「生命に対する畏敬の念」は、学習指導要領の中で次第に重点化され、位置づけを上げてきている。
→文部科学省が道徳教育の中で「生命への畏敬の念」の指導を重要視している。
→しかし、「生命に対する畏敬の念」による「宗教的情操」の教育は、重大な問題があるのでは?
<話し合ったこと>
今まで調べてきたことを整理し、扱うテーマをいくつかに絞る。
<宿題>
各自、今週中に仮説を立てるということを念頭に入れながら、選んだテーマについてさらに調べ、整理してくる。
・生命倫理教育 富塚 宮本 清水
・自殺防止プログラム 青野 夏
・教員養成 小島
6月13日(水曜日) @山食
<出席者:青野・夏・小島・清水・宮本 (とみおお大事に・・・(/_;)) >
各自調べてきたテーマで仮説に出来そうなところ等発表。
【教員養成:小島】
・資料が少なくて難しそう
⇒出来なくはないかも…保留。
【生命倫理教育:清水・宮本】
・川本隆史…生命倫理教育といのちの教育には相互の統合性が必要
・大谷さいづみ…生命倫理教育といのちの教育は補完し合う関係
⇒この生命倫理教育といのちの教育の関係性から仮説が立たないかしら?
【自殺対策プログラム:青野・夏】
・教員養成の観点から仮説立つかも?
・SOC教育に関してもっと詳しく調べてみたい
<話し合ったこと>
・仮説を今週中にたててみることを引き続き目標に各々のテーマについてもう一度資料を集めよう!
<宿題>
・引き続き仮説を立てることを目標にそれぞれ資料を集めよう
・いままでの参考文献をしっかり整理しよう
<次回>
・6/16(土) 9:00~
仮説をたてる!がんばろう!
6月16日(土)@グル学 9:00~12:00
<出席者:全員>
レジュメ作成者のみ発表(とくに11期のみなさん、ほんとうにありがとう!)
・死と生に関する理解とその要因(先行研究)
・日本における子どもの自殺の実態(文部科学省データ)
⇒年間自殺者数が多い一方で、学校における自殺予防教育はまったくといってよいほど行われていない。
・日本における児童生徒への自殺予防教育の方針(政府)
⇒結論として、教員研修の充実、モデル地区orモデル校での試行をめざしているが…。
⇒(アメリカ)保護者や教師の不安を取り除くしっかりした基盤をつくる、という観点
・日本の「いのちの教育」「生命倫理教育」の問題点
⇒「生命倫理教育」は生命科学がベース、しかし現在の生命科学では「いのちの尊厳」と「人間の尊厳」が乖離している。統一的原理が必要。
<話し合ったこと>
2グループにわけて、それぞれ仮説を考えてみた。最終的に、両者を統合するような形で現在構想中。
<宿題>
小島:日本における地域レベルでの自殺予防教育(成功例)
清水:日本における「いのちの教育」(「死と生に関する教育」)と自殺予防の関連 &文科省のいう「いのちの教育」の範囲は何をさしているか?
宮本:日本における「いのちの教育」」(「死と生に関する教育」)における、保護者 や地域との関連
青野・夏・富塚:アメリカの自殺予防教育の実態(ほんとうに効果があったのか?など)
6月20 日(水) @生協食堂
<出席者:全員>
各自、分担した宿題について発表。
【日本における地域レベルでの自殺予防教育(成功例)】
秋田県:地方自治体が予算を組み、積極的に介入した結果、自殺率が 減少した。
千葉県:自殺率減少に向けた自殺予防教育を実施中。
※子どもにフォーカスした自殺予防教育はほとんどない。すべての世代から自殺者を減らしていこうという方向性が強い。
【文部科学省「いのちの教育」に関して】
「いのちの教育」・・・生命を大切にし、人権を尊重する心などの基本的 な倫理観。
・自殺そのものには言及していない。
【日本における「いのちの教育」における保護者や地域との関連】
道徳の授業:自尊心や自律性、自他の生命を尊重する心を育てること
→教師と生徒のみのやりとり
心のノート:学校・家庭・地域社会の連携
→親も読むことで道徳教育について学ぶことができる。
【アメリカの自殺予防教育の実態】
・カリフォルニアの子どもの自殺率が下がっている。
・自殺予防プログラムの背景には、アメリカが訴訟社会だという点が大きく影響している。
・自殺を試みるのは女性が多いが、自殺率は男性のほうがはるかに多い。
※自殺予防プログラムに関して批判的な論文が多い・・・
<話し合ったこと>
・これからどんな資料が必要なのか?
・データが少なかったアメリカを今後も調べていくのか?
<宿題>
小島:日本における自殺予防教育(文部科学省の位置づけ)
青野:自殺全般について(日米関係なく)
夏、清水、富塚、宮本:土曜日に決定
6月23 日(水) @グル学
<出席者:青野、富塚、宮本、夏>
レジュメ作成者のみ発表(はるかさんお疲れ様でした!)
【日本で行われている自殺予防教育のまとめ】
・ 日本における自殺予防教育の形態は様々なのだ
・ 自殺予防を直接に授業内容に取り入れるのを支持する先行研究者と自殺予防を間接的に推進していくのに賛成する先行研究者の二種の意見に分かれる。
【海外で行われている自殺予防教育のまとめ】
・ なかなかなかった…
<話し合ったこと>
・ いったん海外(特にアメリカ)と自殺予防の視点から離れ、日本に集中しよう
・ 以前調べ切れなかった日本における生命倫理教育に関してもっと掘り下げよう
<宿題>
・ 大谷さんの論文を読み直す
・ 大谷さん以外に日本における生命倫理教育に言及した先行研究者を見つけ、批判的な視点から彼らの論文を読む