<4章概要>
・SoTLおよびSoEが州立大学を中心に展開してきた理由を、トロウ・モデルを援用して検討した結果、こうした議論はマス・ユニバーサル段階を担う州立大学にこそ必要な議論であっことがわかった。
・こうした議論に対応して、スカラーシップの用法も知識に関係するところから大学と関わる者すべてが持つべき態度・関心といったものまでを規定するようなもとなってきたため、この訳語を「学識」ではなく「大学人性」とすることを提唱した。
<改善点>
・SoTL/SoEの展開の中で、従来のDiscovery/Integrationを中心としたスカラーシップがどのように変容したかをより丁寧に検討するべき
全体の議論・今後の予定については1つ前の間篠さんの投稿を参照してください。