【大学院ゼミ】ポスト・ボイヤーの大学教授職論研究19 1207議事録(Zhai )

Why the Scholarship of Teaching and Learning matters Today? In Pat Hutchings, Mary Taylor Huber, Anthony Ciccone, The Scholarship of Teaching and Learning Reconsidered: Institutional Integration and Impact, US: Jossey-Bass, 2011, 2-3.

  • 内容
      1. 学習を注意深く批判的にみること。SoTLは、教師を自分のコースおよびプログラムを改善するために、学生の学習に注意深く批判的に見ることを含んでいる。
      2. ラーニングに対する影響力、約束と挑戦。ラーニング改善に直接的かつ、明白に焦点を当てている無数の個人SoTLは、学生の強み、弱みを発見し、特別教授的戦略の有効性を証明している。しかし、大学がより一般的方法で、このような仕事に約束し、ラーニング効果を改善するかどうかは、すごく難しい問題である。一部の理由は、高等教育の集団は単にファキュリティ・プログラムと学生成績の間における、複雑な因果関係から、構図化するのみだからである。
      3.  FDSoTLはFDの一つの強い形式である。正式のFDセンターは、大学院生とSoTLにとって新しいファキュリティ向けのプログラム、文献へのアクセス方法、方法論的な専門知識、さらに方法論的な専門知識に着手するファキュリティへの補助資源、事業に着手するに役立つ他の資源、大学キャンパス内でティーチングするための一系列のフォーラム、を提供する。このような大学キャンパスにも、人々は機関的な応用に関する教授項目について統合している。FDのメンバー(彼らのディレクターとスタッフ)も、より広い機関的な環境で、SoTLと教授のことを関係づけるように、よく配置された。SoTLは、教授的需要と革新に重点を置くことによって、「束縛の物語」という通常の認識から、「成長の物語」まで転換した。改革の早期において、SoTLは、よくFDセンターの範囲を超えて運用されていた。
      4.  アセスメント。SoTLはファキュリティによる「ボトム・アップ」形式である。アセスメントは管理職による「トップ・ダウン」から始まった。大衆的な責任のために評価することは、学生たちが彼らの機関で、できるだけ多様な学習をすることである。
      5. Valueing, Evalueing 。ティーチングにおけるより大学的な文化を促進することによって、より良い評価は、教職員が、文献と教育・学習についての議論に、より多く、思考的に貢献することを、助長するだろう。そして、学生に有益な教育学的知識と使用を増加することができる。
      6. エビデンス。SoTLは、米国の高等教育だけでなく、世界的な範囲で、開業医、擁護者、主催者と他のサポーターを持っている。SoTLは何を学ばれるかについての関与があり、そしてティーチングの共通点に貢献する。

 

  • 議論
      1. 誰がSOTLを持っているか、誰がSOTLを持つべきか?
      2. SOTLの対象は誰であるか?誰を育っていくべきか?(SOTLの対象は主に教授であるので、この意味で、SOTLは自分の研究の後任を育てるだけに、意味合いが強い。さらに、よりよい市民を育てるのが目標である。
      3. SOTLは一個一個に単独したものでなく、個人及び集団で、コミュニティを形成する。これら形成されたコミュニティで、知識習得のpublic化を可能にする。
      4. 消費者と英産者の視点からSOTLを再解釈する。